経年劣化はどうしても避けられない

スマホで撮影した写真を印刷して残すデメリットとして考えられるのは、やはり経年劣化でしょう。近年は印刷技術が向上しており、たとえば100年間、品質を保てるといった宣伝をされているものもありますが、これはあくまでも理論的にはそれぐらい持つという話です。プリントアウト直後の状態をずっと保てるとは限らず、数十年間も保存すればある程度は色あせしてしまうと考えておいた方がいいでしょう。

写真を撮った状態のままで残したいのであれば、プリントアウトしても元の画像ファイルを消さない方がいいです。電子ファイル自体はどれだけ長期間保存しても部分的に劣化していくということはありません。もちろん、電子ファイルを保存する媒体が劣化することはあるので注意が必要です。

印刷した写真しかない場合はできるだけ早く電子ファイルに

電子ファイルは存在せず、印刷された写真しかない場合はどのように保管すればいいのでしょうか。まず、長期間の保存が可能と宣伝されている印刷方法ではなくても、プリントアウトされた写真はある程度長く残すことができます。たとえば、現在においても江戸末期に撮影された写真を見られるのがその証明です。ただ、やはりどれだけ保管方法に気を配っても劣化はしてしまうので、できればデジタルファイル化しておいた方がいいでしょう。

印刷された写真をスキャナと呼ばれる機械で読み込みこんでいけば電子ファイルにすることができます。この際、解像度の設定には注意しましょう。できるだけ高解像度でスキャンした方がいいです。電子ファイルにしておけばアナログ写真は廃棄しても問題ありません。画像ファイルをプリントアウトするのは簡単に行えるからです。